朝食にお粥を食べた日は、一日のパフォーマンスも高く効率的に動けていることに気がつきます。
消化に使うエネルギーにも無理を感じず、心身のバランスもとても良いのでクオリティの高い一日を楽しめる。
アーユルヴェーダでは、食べ合わせに少々ルールのある牛乳。
塩や酢、肉や魚などと一緒に食べないことを守り、体に毒素(アーマ)を溜めないことは重要ですが、
上手に使えば体を滋養してくれる母牛からの素晴らしいギフトです。
※ 放牧、ノンホモジナイズドのミルクが望ましいです。
粘着性があり消化に重く体を冷やす性質をもつため、滋養の恩恵をいただくには、冷蔵庫から出してそのまま使わずに
火を加え、スパイスを加えて消化し易くするのが大切。
そして 満月のギー をひとさじ加えることで、オージャス(活力素)が満ち溢れる、優しい香りのお粥ができあがります。
ナッツやデーツをトッピングすれば、クランチーな歯応えも楽しさを添え、満足度も高くなり、
血液や婦人科系に良いとされるサフランを加えれば、さらなる滋養と、華やかな色と香りの至福に包まれるよう。
牛乳が苦手な場合は、ココナッツミルクやアーモンドミルク 、豆乳、ライスミルク などで代用しても、とっても美味しくできあがる。
子供の健康的なおやつとしても最高なレシピです。甜菜糖やメープルシロップなどの甘みをプラスすれば笑顔が溢れるデザートになります。
ローハニーを使う場合は、お粥が人肌位まで冷めてから。
はちみつにも温度のルールがあります。
冷まして食べてもとても美味しいので、夏の暑い日にもピッタリ。
消化しやすく、力をつけてくれるミルク粥を、朝食のルーティンに取り入れてみてくださいね。
材料
1人分
作り方
※ はちみつを使う場合は、人肌くらいの温度に冷めてから加える。
※ ナッツやデーツなど、また、甘味料はお好みで選んでください。
※ 黒砂糖、長胡椒、黒胡椒などを使い、味に変化をつけて食べるのも美味しい。
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アーユルヴェーダでは老若男女、季節や健康状態を問わず食べられる緑豆。
浄化法や、胃腸が弱っている時、風邪を引いている時など、さまざまな状態に対して勧められます。
消化に負担が少なく、体への同化がスムーズにされるという優秀なお豆。
緑豆の皮を剥いたひきわりのイエロームング豆は特に消化が良く、すぐに柔らかくなるから、調理もあっという間。
私は、軽い断食や、断食明けの食上げの時、また食べ過ぎが続いた後など、家族の健康管理にもこのキチュリは欠かせません。
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※ 水分量の調整や豆の柔らかさなど、体調や好みで加減してくださいね。