炊き込みご飯はまさにアート。
シンプルにできるお料理こそ、鍋を変えたり火加減を変えたりと、少しの加減で色々に変化する楽しみを味わうことができる。だから何度作っても、何度食べても飽きないのです。
とうもろこしと満月のギーの最強コンビは、暑い夏には何度も食べたい!
夏に蓄積していく体内の熱を取り去さる、とうもろこしの甘みと利尿作用。
季節の食材には自然の知恵が宿っています。
そしてアーユルヴェーダの古典書に記述される無数のギーの素晴らしさの中には、体の余分な熱を取り、消化力を安定させ、体を滋養することなども、夏の体調管理の強い見方です。
軸から粒を外して炊き込んでも、皮をむいてそのまま炊き込んでも必ず美味しい。
ポイントは、ヒゲと軸は捨てずに一緒に炊き込むことで、栄養価の高い良いお出汁がご飯をさらに美味しくしてくれますよ。
炊き上がりに、満月のギーの芳醇なコク香りを加えて。お弁当やおむすびにしてもとっても美味しい!
お好みで、焦がし醤油をジュワッと混ぜれば、香ばしさがたまらないご馳走ご飯に変身です。
簡単すぎるこの炊き込みご飯、ぜひご自分の心と体への夏のギフトのように存分に味わってみて◎
材料
3 人分
作り方
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アーユルヴェーダでは老若男女、季節や健康状態を問わず食べられる緑豆。
浄化法や、胃腸が弱っている時、風邪を引いている時など、さまざまな状態に対して勧められます。
消化に負担が少なく、体への同化がスムーズにされるという優秀なお豆。
緑豆の皮を剥いたひきわりのイエロームング豆は特に消化が良く、すぐに柔らかくなるから、調理もあっという間。
私は、軽い断食や、断食明けの食上げの時、また食べ過ぎが続いた後など、家族の健康管理にもこのキチュリは欠かせません。
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※ 水分量の調整や豆の柔らかさなど、体調や好みで加減してくださいね。